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本当のエッチング(フォトエッチング)加工と拡散接合を知る|匠の加工  »  監修・取材協力 アロン社  »  アロン社の技術と研鑽

アロン社の技術と研鑽

当サイト「匠の加工」取材チームは、アロン社の山田社長インタビューエッチング(フォトエッチング)加工と拡散接合の事例、また一関工場の見学などを通して、アロン社の絶え間ない技術力研鑽について肌で感じてきました。

このページでは、その“技術”を支える“人”と“モノ”についてまとめています。

目次

技術開発部・佐々木昭俊さんに聞く

アロン社・技術開発部佐々木氏

「やさしい笑顔のおじさん」という風体のこの方、アロン社を代表するスキルと頭脳を持った、技術開発部の佐々木昭俊さんです。

佐々木さんがそこまでのスキルを培えるようになったのは、技術開発部の社員たちを工場内に留まらせない、アロン社のやり方にありました。それは、積極的に展示会や商談など、お客様の前に出る機会を持つことです。

「直にお客様の要望に触れることで、自分の仕事が、どう求められているのかがわかります。最初のうちは、質問に答えるのも四苦八苦。それが、段々と質問に答えるだけではなく、質問に答え、提案ができるようになってきます。
お客様との打ち合わせに行くと、最初は高い要望や難題に対する回答ができずに、うちひしがれて会社に帰ってくるわけです(笑)。次に行くときには、その回答を用意する。また難題が与えられる。その繰り返しで、本人と、会社のスキルがどんどん伸びていくんです」(佐々木さん)

「そのうちに、難題を待ち構えているだけではなく、先回りできるようになって、『もう佐々木さんじゃないとダメなんです』と言っていただいたりね」(山田社長)

「『アロン社じゃないとこの仕事はできない』とご指名いただくことも多く、非常に光栄です」(佐々木さん)

山田社長へのインタビュー内でも、「お客様との正しいディスカッションがあって、価値観を共有しながら練り上げていくことが必要です。お客様の要望や解決したい課題に対して、我々は誠実さと実行力とスピード感で、全力でお応えする」というお話が出ました。

お客様とのキャッチボールの中で、研鑽できる環境があれば、ニーズや課題の把握が的確になり、かつお客様の要望以上のものを作るにはどうするか、常に思考するスキルが培われて行きます。

それこそが、アロン社の技術力を支えているのです。

また、社内だけで仕事をしていると、自分の生み出したものが、相手をどう助けているかが見えにくいこともあります。お客様と直接やり取りすることで、お喜びの声をいただくのは、「モチベーションになる」と佐々木さんもおっしゃっていました。

アロン社・技術開発部佐々木氏

【写真】リクエストしたポーズに、快く答えてくださる佐々木さん。温厚な語り口の中にも、スキルへの確固たる信念が感じられました。

若手社員のスキルではなく、マインドをどう育成しているかをお伺いしたところ、「私が持っている・知っている技術を伝えるのも、マインドを育成していく上で必要だと思います。しかし、それ以上にお客様と相対している中で、自分の糧になることを見つけていくことに尽きるのではないかと思います。私自身がそうだったので」とのこと。

マインドとスキルは、どちらかだけが伸びていってもアンバランス。双方がバランス良く育つ環境というのがあるからこそ、業界で先導し続けられる技術力につながることが感じられました。

技術を下支えする、自社製作の生産装置

アロン社一関工場

アロン社では、エッチング(フォトエッチング)加工に使う装置や治具の多くを一関工場内で製作しています。

写真は、製作する部署のお写真【左】。この部署は、異動の希望が絶えない、社内人気No.1部署だそうです。

真ん中は、その装置の投入部分。全長30メートルという超ロングな装置までをも内製するとのこと。BCP対策用に、同じ装置がたくさん用意されているのも、内製だからこそ成せること。(エッチング(フォトエッチング)加工の流れをご紹介しているページでは、他の装置もご確認いただけます)

右の写真は、一関工場の廊下です。非常に広いことに驚いたのですが、これは「装置の調整などをその場で行えるよう、広くとっている」(山田社長)だそう。

【匠の加工】取材チームより

アロン社の技術を支える人と設備について取材した内容を基にご紹介してきました。

そうやって生み出されたエッチング(フォトエッチング)加工と拡散接合の事例は、こちらのページでご覧いただけます。

いい意味で「こんなん作る!?」という驚きを、ぜひ感じていただけたらと思います。

当サイト【匠の加工】は、「エッチング(フォトエッチング)加工と拡散接合」専門会社であるアロン社の取材協力の元、川嶋印刷株式会社が運営しています。